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2015年07月26日 [家系図]

入夫婚姻とお婿さん

明治時代の戸籍を見ていると、ときどき「入夫婚姻」という言葉が出てきます。これは旧民法にある制度です。
戸主というと男性がなると思われるかもしれませんが、女性が戸主になることもあります。子供が全て女性だったり、夫に先立たれしている場合です。このように女性が戸主になっていることを「女戸主」といいます。
女戸主と婚姻することを「入夫婚姻」といいます。その場合、婚姻した男性は妻の氏を名乗りますが、原則として戸主は夫となります。

婿養子縁組と似ているのですがそれとは違います。婿養子縁組も夫は妻の家に入りますが、入夫婚姻が婚姻だけ存するのに対し、婿養子縁組は婚姻のほか、夫が妻の親と縁組関係を併存することになります。
普通の婚姻との違いは、妻が戸主であることを要するということです。
入夫婚姻により、夫が妻の家に入ることと家督相続をすることになります。つまり家督相続届を出さなくても、原則として女戸主は戸主の地位を退き、入夫が家督相続をすることになります。もっとも、女戸主は入夫にその地位を譲りながら、その財産の半分を限度として留保することができました。

よく間違えられるのですが、結婚して妻の家に同居するだけでは「お婿さん」とはいえません。お婿さんというには、婿養子縁組が必要です。サザエさんに登場してくるマスオさんはお婿さんと間違えられているようですが、マスオさんの姓は「フグタ」ですから、単に同居しているだけということです。


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