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2015年12月16日 [家系図]

珍しい名字(続)

家系図で戸籍を見ていると珍しい名字を見ることがあります。ただ家系図依頼者の個人情報になってしまうため、残念ながらここで具体的なことを書くことはできません。ということで、今回は名字について一般的なことについて書いてみたいと思います。

「十」さんという名字を聞いたことがありますか。数字を「ひとつ」「ふたつ」「みっつ」と数えていくと「九」(ここのつ)までは全て「つ」がつきます。しかし「十」(とう)には「つ」がつきません。ということで「十」さんを「つなし」さんと読むというものです。しかし、これは実在していない名字で昔、石坂浩二さんが主演したテレビドラマの中で使われたものです。
「十」はもう一つ面白い読み方があります。「木」の払いがないから「もぎき」さん。これも実在しない名字で、このような都市伝説的な名字を「幽霊名字」と呼んでいます。
いずれも実際にあったら人気者になりそうな名字ですね。

では、実際にある名字で珍しいものを挙げてみます。
〇「薬袋」(みない)
 山梨県に多い名字で、竹田信玄が薬袋を落としたとき「中をみたか」と尋ねたところ「見ない」と答えたというのが由来です。
〇「十六沢」(いさざわ)
 「十六夜」(いざよい)とは、十五夜の満月よりも少し遅く出る月の意味がありますが、この読み方が由来です。風流な名字です。
〇「小鳥遊」(たかなし)
 小鳥が遊ぶには、天敵の鷹などがいないほうがいいことから「たかなし」との由来です。とんちの利いた名字です。
〇「左衛門三郎」(さえもんさぶろう)
 今、人気の「五郎丸」さんに似ていますが、これは5文字の最長の名字です。私は、明治時代の戸籍でほとんどこれと同じ名前はよくあります。その場合、姓名は、例えば「左衛門三郎右衛門二郎」という長いものになります。実際にこれに近い姓名の方が沢山いたのかもしれません。
〇「京」(かなどめ)
 昔、使っていた「いろは順」の「いぬぼうカルタ」では、最後に「京」という札だったそうで、かなの最後だから「かなどめ」ということです。とんちの利いた名字です。
〇「栗花落」(つゆり)
 これは栗の花が落ちるころ梅雨になるため「つゆいり」から「つゆり」と読んだそうです。「十六沢」(いさざわ)と同じように何とも風流な名字です。

名字は、地名、地形、天皇から与えられた源平藤橘などの他に、伝説や出来事、当て字など様々なものからつくられてきましたが、「栗花落」「十六沢」「小鳥遊」というような名字を考えるのは、それなりの知的水準や、センスと感性の豊かさがなければ生まれないかと思います。名字の由来を調べるというのも楽しいものです。
後日、また名字に関するブログをアップします。


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