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2016年04月09日 [家系図]

親子って?

家系図作成の目的で戸籍を調査し、その結果を依頼者に報告すると、しばしば親や祖父母などから聞いている話と違うと言われることがあります。多いのは、戸籍に養親子と記載されているものについて実の親子と聞いているとか、戸籍には実の親子と記載されているものが養親子と聞いているというようなものです。必ずしも戸籍が正しいと言い切れるものではないかもしれません。特に昔の戸籍は、色々な事情により役所に事実と異なる戸籍の届出をすることもあったようです。しかし、当事務所では真実を知る由もありませんので、原則として戸籍記載の内容で家系図を作成しております。
今回のテーマは「親子」についてです。

親子とは何でしょう?
今さら何を言っているのかとお叱りを受けそうですが、いろいろ難しい問題があります。
遺伝学的には、親は生れた子の遺伝子の半分を提供した者ということになります。母親は卵子を、父親は精子を提供した者になります。母親は、子供を出産するので分かりやすいのですが、父親については、誰かというのがしばしば問題になります。そのため、民法772条では、「婚姻成立の日から200日を経過した後又は離婚後300日以内に出生した子、婚姻中に懐胎したものと推定する」と規定しています。したがって、仮に夫以外との男性の間に生まれた子であっても夫婦間の子となり、それを否定するためには、夫が子の出生を知ってから1年以内に嫡出否認の訴えを申し立てる必要があり、それを過ぎると訴えを申し立てることはできなくなります。これは法律上の父子関係を早期に確定することによって家庭の平和を尊重し,子の福祉を図るための制度です。
また、血のつながりはなくとも養親と養子という関係は立派な親子になりますが、血のつながりがあっても前述の民法の規定に該当しない子は、父から認知されない限り法律上の父子にはなりません。

さらに医学の進歩は、母子関係について新たな難題を生み出しました。体外授精や代理母による出産の問題です。体外受精は日本でも行われていますが、妻の卵子を夫の精子で受精させて妻の体内に戻す場合に限られていますので、通常の親子と変わりありません。しかし、海外では子宮に欠陥があるため出産できない女性が他の女性に依頼して自分の卵子で出産してもらうこともあるようです。こうなると子を出産した女性は遺伝的にはその子とのつながりはなく、卵子を提供した女性が母なのか、出産した女性が母なのか、それとも母は二人となるのかなど様々な問題が生じてきます。
植物ではDNAの組み換えが行われていますが、現代科学は動物や人間でもDNAの組み換えも可能となっています。無性生殖のコピーといわれるクローン人間も現実の問題となっています。
将来、親子という言葉が無くなってしまうかもしれないと思うのは杞憂なのでしょうか。


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