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2016年05月01日 [家系図]

名字ベスト3

日本で名字の種類は約30万と言われています。人口が10億人を超える中国が約3000種類とのことですから、いかに多いかが分かります。日本は世界でも最も名字の多い国とのことです。
これだけ多ければ、変わった名字も多くなります。「七五三」は何と読むのでしょうか。「七五三」は子供の成長を祝う行事ですが、名字では「しめ」と読みます。これは、昔のしめ縄が太いわら束に7・5・3本の細いわら束を垂らし「七五三縄」(しめなわ)と書くようになったからだそうです。
もう一つ、「勘解由小路」は読めるでしょうか。「かでのこうじ」と読みます。これは作家の武者小路実篤の母方の名字です。

では、今回の本題である「日本の名字ベスト3」についてです。
〇ベスト1 佐藤
 「佐藤」という名字は、藤原氏の末裔で、平将門討伐で活躍した藤原北家の藤原秀郷(ふじわらのひでさと)を祖とします。秀郷は、下野、武蔵で勢力を誇ったため東日本に多くある名字で、特に秋田県と山形県では全体の7%を占めます。
〇ベスト2 鈴木
 「鈴木」という名字のルーツは紀伊半島の熊野に限定されており、この地域では、刈り取った稲藁を積み上げたものを「スズキ」といったことからのようです。「鈴木」姓も東日本に多く、特に静岡では名字の5%ほどを占めています。
〇ベスト3 高橋 
 「高橋」という名字は、高い橋があった地名に由来しています。昔、江戸時代では橋よりも渡し船が主でしたし、古代では橋などほとんどありませんでした。こうしたことから橋のつく地名が生れ、そこに住んだ一族から橋のつく名字が生れました。橋本、大橋も同じです。高橋は、東西を問わず全国に広く分布しています。

今まで当事務所に家系図作成を依頼された方の名字を調べたところ、ベスト3の名字を含めてベスト10(4「田中」・5「渡辺」・6「伊藤」・7「山本」・8「中村」・9「小林」・10「加藤」)までの名字の家系図について全て作成していました。今日調べて分かったことなのですが、確かに多い名字であるということを実感します。家系図作成を依頼された皆様には感謝いたします。


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