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2016年05月22日 [戸籍]

附籍

家系図作りのため明治時代の戸籍を見ていると、氏名欄の上の戸主との続柄を記載する欄(額書欄)が空白となっていることがあります。もしかすると戸籍係の記載もれ?などと思ってしまいますがそうではありません。戸主と親族関係がない家族の場合は空欄にすることになっているのです。

明治時代の戸籍は、家族以外の人も籍に入れることができました。そのように額書欄が空白になっている場合、入籍の原因が「附籍」と記載されていることがあります。「附籍」とは、生活の道がなく他家に厄介となり養育されることをいいます。したがって、戸主との親族関係がなくても入籍できたのです。
明治4年に創設された戸籍制度の本来の目的は、人の居住の実態を把握することにありました。現在の戸籍制度は主として身分の登録制度としての役割を果たしていますが、明治4年の創設時の戸籍制度は、現在の住民登録制度のようなものでした。「附籍」は明治31年民法制定により廃止されることになります。

また、旧戸籍法には「引取入籍」というものがありました。例えば、婚姻によって他家に入った者が、従前の家の子を婚家に引き取るというような場合です。いわゆる連れ子です。
現在、連れ子を婚家に養子縁組以外の方法で入籍させる場合は、家庭裁判所に「氏の変更許可」を申し立て、「母の氏を称する入籍届」をする必要がありますが、昔は戸主と配偶者の同意によって簡単に入籍させることができたのです。


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