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2016年07月28日 [家系図]

幕末の写真館

今日(7月28日)、ようやく関東甲信地方の梅雨明けが発表されました。
平年より7日、去年より18日遅く、梅雨の期間は53日間で統計開始以来4番目に長い記録とのことです。
梅雨が長かったにもかかわらず、関東の水がめの利根川水系の8箇所のダムでは貯水率が55%、鬼怒川水系が43%となっており、取水制限がかかっている状態です。梅雨の期間が長かったのに、関東は雨が少なく、雨が不要な熊本などの被災地に集中豪雨が続き、皮肉な結果となっています。これから期待できるまとまった雨は台風かと思いますが、関東地方の水がめへの集中的な雨を願うところです。

当事務所の家系図作成ホームページトップに坂本龍馬と勝海舟の写真を掲載しております。それらの写真は、幕末に撮影されたものですが、同じ人が撮影したということはあまり知られていません。
日本に写真が入ってきたのは幕末のことです。日本に初めて写真館を開いたのは、長崎の上野彦馬と横浜の下岡蓮杖で、文久2年(1862年)のことです。
上野は、長崎でオランダ人から砲術を学んでいましたが、オランダの本に載っていた写真に関する記事に興味を持ち、自分で写真機を作り、写真館を開きました。上野はあの有名な坂本龍馬と勝海舟の写真を撮影した人なのです。
当時、写真を撮影するためには、長時間動くことができなかったため、椅子に座って撮影する場合は背中に柱を立てて頭を固定したそうです。当事務所ホームページトップの椅子に座った勝海舟も撮影の際、背中に立ててある柱に長時間固定されていたのでしょうか。すました顔をして写っていますが結構辛かったのかもしれません。
当初、写真は魂を吸い取るものとの噂が立っており、庶民は敬遠していたようです。
その後、明治維新後の文明開化によって意識が変わり、ようやく庶民にも写真が受け入れられるようになりました。


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