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2016年10月18日 [相続]

相続法改正

このところ、涼しい秋らしい日が続くようになりましたが、今日は、暖かい日になるようです。
雨上がりということで空気も澄んでおり、清々しい秋空です。こんな日は家系図の仕事もはかどりそうです。

南天
前回、民法改正についてブログに書きましたが、今回は、そのうちの相続についてです。
現在、法制審議会が民法改正について議論していますが、来年には民法改正が行われるようです。
相続改正に関するポイントです。

1 配偶者の居住権保護
現行法では、夫の死亡後に妻が今まで夫と共に住んでいた家から出ていかなければならないケースがあります。例えば子供たちが相続した場合や夫が遺言で自宅を第三者に相続した場合です。
改正案では、妻が所有者ではなくても家に住み続けることができるよう法律で居住権を保護するということです。生前から夫と一緒に住んでいた妻には夫が亡くなってから例えば1年間など一定期間住み続けることができるというものです。
夫が死亡したとき、妻は長年夫とともに住んでいた家に引き続き住みたいと思うのは普通です。しかし、妻ではなく別の相続人が家を相続した場合、妻は家の所有者ではないため、その権利を失います。権利者が継続して住むことを許してくれればいいのですが、相続でトラブルとなっている場合などでは冷たく追い出されてしまうという現実もあるのです。

2 配偶者の法定相続分の増加
夫婦共有財産については、例えば婚姻期間が20年以上の場合で相続人が妻と子供のときは、妻3分の2・子供3分の1とするというものです(現行は共に2分の1ずつ)。
ただ、夫婦それぞれの固有財産については、妻が夫の固有財産の3分の1、子供が3分の2となりますので、一概に妻の相続分が多くなるとはいえなのかもしれません。
このようにすると、共有財産と固有財産とに分ける必要がありますが、どれが共有財産でどれが固有財産なのか区別するのが難しく、その時期も結婚前まで遡らなくてはならずトラブルが増す可能性があります。また、婚姻期間は長くても、実際は夫婦関係がほとんどなく別居していたような場合でも同じ割合になりますので、貢献に応じた遺産分割にはならないという問題点もあります。

また、夫が遺言で指定すると妻への遺産を法定相続分の2分の1まで減らすことができるようなります。したがって何事もそうですが、日頃から円満にというのが大切かと思います。
その他、寄与分、遺留分等の見直しがされる予定です。



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