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2017年01月28日 [家系図]

寺子屋

江戸時代の日本の識字率は世界でもトップクラスといわれます。
江戸時代後期から幕末に来日した多くの外国人(ペリー、オールコック、シュリーマンなど)は、「最も教育の進んだ国民」「日本人のすべての人は、紙と筆と墨を肌身離さず持っている」などと書き残しています。遅れているアジアの果てにこんなに読み書きに堪能な国があったと驚いたことかと思います。

江戸時代には、農業生産力が増大して商品経済が展開し、生活水準の向上に伴って庶民も生活する上で文字の使用や計算能力が必要とされるようになりました。農民が農書を読んだり、商人が帳簿をつけたりするためにそれらは必要となりました。幕府や藩が庶民に向けて出す多くの法令、触書は人々が文字を読めることを前提としていたと言えます。
この需要に応えた初等教育機関が寺子屋でした。明治政府が編纂した「日本教育史資料」には、明治初期には全国に約1万5千の寺子屋があったとあります。その他、小規模なものも含めるとその5倍程度の寺子屋があったのではないかと言われています。
寺子屋には7歳くらいで入門して、4〜5年ほど在籍するのが一般的でした。入門料や謝儀については、各家はそれぞれの経済事情に応じて支払っており、銭だけではなく、農村部では農作物が多かったようです。このため、かなり経済的に苦しい家からの就学も可能でした。
江戸時代の識字率についての厳密な調査というのはないようですが、江戸後期における江戸の庶民の就学率は7〜8割と言われます(全国的には地域による差はあります)。

ちなみに武士についていえば藩校というものがあり識字率は100%でした。武士は政治、行政を担う今でいう公務員ですから、読み書きが出来なければ仕事になりません。江戸時代に入って太平の世が続くと武力より学力が必要となってきます。
江戸時代のこの教育力が、その後の日本の成長を支えたと言えます。

国語読本

明治時代に作られた戸籍を見ていると、くずし字で書かれていることが多いです。現代人にとっては、まるでミミズがはった跡のようにしか見えません。私も家系図作成で戸籍に書かれているくずし字と悪戦苦闘してしまうことがあります。例えば、「、」のように書いて「候」(そうろう)と読む場合があります。したがってくずし文字は漢字というより記号として覚えたほうがよい場合もあります。習うより慣れろなのかもしれません。


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