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2014年08月05日 [時事]

暑い東京

地球温暖化が進行する中、東京の平均気温は過去100年間で約3度上昇しているそうです。
東京と言えば、6年後の真夏に「東京オリンピック」が開催されますが、確かに、真夏の炎天下にコンクリートで覆われた東京で、マラソンや自転車ロードレースをやるのは無茶な気がします。熱せられたアスファルト道路の温度は60度くらいになると言われています。これでは、レース以前に多くの選手が熱中症で倒れてしまいそうです。
そんなことで、環境省は、選手や観客の熱中症予防や、ヒートアイランド現象の抑制に乗り出す方針を固めたたようです。同省の構想では、マラソンなどの屋外の道路を利用した競技の熱中症対策として、人工的に発生させた霧を沿道の観客やコース上の選手に吹きかけるミスト噴霧器の設置。雨水いを吸収して大気中に水蒸気を放出する「保水性舗装」や、地下水を循環しやすくする「透水性舗装」を施して、地表面などを冷却するなどの方法だそうです。

前の東京オリンピックは1964年にありましたが、その当時は、スポーツをしている最中、水分をとらない方がよいと考えられていました。しかし、東京オリンピックで熱中症で倒れたとか、死亡したとかの話があった記憶はありませんが、実際には、たくさんあったのでしょうね。
調べてみると、1960年代、アメリカではアメリカンフットボール選手の脱水症、熱中症による死亡者が多発していたとのことです。選手は、練習中は2.5リットル以上の汗をかいていたにもかかわらず、当時、医学知識に乏しく、過酷なトレーニングを乗り越えて初めて強い選手が育つものと考えられていました。そのため十分な水分補給をしなかったそうです。

考えると、私の中学時代もスポーツをしている際には水を飲むなと教えられていました。先輩に理由を聞くと、腹が痛くなるからとか言っていましたが、私を含めてほとんどの人が普通に水を飲んでいました。水を飲んでから運動しても腹の痛くなる人はいませんでしたから、私はほとんど信用していませんでした。
多分、あの当時、熱中症で倒れたとしても、医学知識として熱中症というものがなかったのですから、保健室のベッドに寝かせられただけなのでしょう。怖いですね。
昔は、スポーツについて、根性論、精神論を必要以上に重視する人が多かったように思います。今のようなスポーツ科学というものがなかった時代ですから仕方がないかもしれませんが。


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