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2019年12月25日 [時事]

もったいない

今年もあと5日となりました。
歳を取ったせいか時間の流れが早く感じます。

昨日はクリスマスイブということでテレビではクリスマスケーキの話題が多く取り上げられていました。
クリスマスケーキ
その中で、某コンビニエンスストアが食品ロスを減らすため、今年からクリスマスケーキを店頭に陳列しないで、予約のみの販売にしたとのニュースがありました。毎年、多くのケーキを準備して店頭に並べて販売していたものの、沢山の売れ残りが発生し、廃棄しているとのことです。そのニュースの中で他のケーキ屋の取材もありましたが、そこでは昨年は100個ほど売れ残って廃棄したと話していました。

少し前になりますが、「もったいない」という言葉が話題になったことがあります。
アフリカのケニアの女性でノーベル賞を受賞したワンガリ・マータイさんが、日本の「もったいない」という考え方をとても気に入り、「MOTTAINAI」という言葉のままで世界に広める活動を始めたというのです。「もったいない」という意味の言葉は他の国にはないそうです。
日本では、2016年で約2700万トンの食品廃棄物が出されいます。世界では飢えや栄養不足で苦しんでいる人が8億以上もいます。また、日本の食料自給率は37%で、残りの63%は海外から輸入しているのです。食料がないから輸入しておきながら、大量に廃棄しているのですから、なんとも贅沢な国です。

このような中で、この10月に「食品ロス削減推進法」が施行されました。本法律では、2030年までに一人当たりの食品廃棄量を半減させるという目標設定です。毎年10月を食品ロス削減月間とし、事業者や家庭から未利用の食品を福祉施設や災害被害地などに提供する活動への支援なども盛り込まれています。
コンビニエンスストアがクリスマスケーキを予約販売にしたり、消費期限の近い食品の購入者にポイントを付与するなど、実質的な値引きで売れ残りを抑える動きが活発化しつつあります。
食べ物を粗末にしない「もったいない」運動は、みんなで盛り上げていきたいものです。


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