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2020年10月01日 [家系図]

明治〜昭和初期の暮らし

ついこの前まで、暑い暑いと言っていたのですが、このところすっかり秋らしくなってきました。家系図作りに追われてブログも久しぶりになってしまいました。
今日は十五夜です。十五夜は中秋の名月とも呼ばれます。このころは稲が育ち収穫が始まる時期です。収穫の喜びを分かち感謝する日でもありました。
十五夜にはススキと団子ですが、ススキは稲穂と似ており、魔除けになるという理由で供えるようになったようです。真丸の団子を月に見立てています。
天気予報では今夜は残念ながら曇りとのことですが所によって空が見えるとのことです。もし、今夜見れなかったら明日は晴れということなので見ます。満月を見ながら団子を食べて、この年の収穫に感謝したいと思います。
十五夜

今日は、明治から昭和初期の庶民の暮らしについてです。
〇明治時代
明治時代、封建制度から中央政権へ、鎖国から開国へと変化しました。
江戸時代から明治に入って大きく変わったのは西洋文化の取り入れによる庶民の生活様式です。
例えば、江戸時代に存在した「士農工商」の身分制度がなくなりました。一生の身分が決められていましたが、「四民平等」という考え方により誰でもさまざまな職業に就けるようになりました。
また、肉を食べる習慣が広がったり、髪の毛も「ちょんまげ」から短く刈り上げたヘアスタイル(ざんぎり頭)が流行り、西洋の洋服や靴なども履くようになります。
しかし近代国家を目指す中、政府への批判などを禁止するなど表現の自由等についての取り締まりが厳しくなっていくことになります。
〇大正時代
大正時代は、大正デモクラシーや第一次世界大戦が起きるなど、激動の時代となりました。
新聞、雑誌、ラジオ、映画などの娯楽物が生まれます。映画はサイレントのため映像と字幕が表示されるのみで、活動弁士が映画の内容を解説していました。
食事は、都市部を中心に洋食が取り入れられていきます。人気のメニューはカレーライス、とんかつ、コロッケです。まだ、地方の庶民の食事は、麦飯・味噌汁・漬け物など質素なものでした。
〇昭和初期
昭和初期は、第二次世界大戦の開戦と終戦という激動の時代となりました。
女性の服装はアッパッパと呼ばれるワンピースが、男性は背広服などに山高帽とステッキが流行るようになります。
戦時中は質素で動きやすいものになります。女性は割烹着やモンペ、男性は国民服や軍服が多くなります。
戦争が激しくなると物資が不足し、米、麦などの食料は配給統制となますが、配給が滞るようになり、闇市に出向くなどして調達するようになります。
その後の終戦によって日本は高度成長期に入り、現在の豊かな暮らしになっていくことになります。


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