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2020年12月05日 [家系図]

戸籍と身分について

年の瀬を迎え、今年も残すところ1か月ほどになりました。街路樹や公園などのイチョウ、プラタナス、もみじ等が綺麗に紅葉しており、心が癒される季節です。ただ、今年は世界中が新型コロナウイルスに振り回された年であり、ゆっくりと紅葉狩りとはいえないところかもしれません。
今後、寒さも厳しくなることに伴う暖房による換気の問題(密閉)もあり、急速な感染拡大が危惧されるところです。ワクチンの開発も進んできているようですが、まだ、出口は見えてきていません。
今年は新型コロナ禍によって生活の在り方や働き方が根本的に変わりました。テレワークなどのデジタルへのシフト、ソーシャルディスタンス、働き方改革、スティーホームなどです。今年の流行語年間大賞は「3密」に決まりました。3密は「密閉・密集・密接」の回避ということですが、私たちの気持ちについては今後も「密接」な繋がりをもっていきたいですね。
もみじ
今日は戸籍と身分についてです。
家系図作成のため明治時代の戸籍を取り寄せると「平民」とか「士族」というような身分が書かれていることがあります。ご承知の通り、江戸時代には士農工商という身分制度がありましたが、江戸時代から明治時代にかわった際、「皇族」「華族」「士族」「平民」などの新しい身分が定められて戸籍に記載されました。戸籍の様式は戸籍制度が定められてから現在までに5回の改正がありましたが、昭和23年式戸籍から「士族」「平民」などの身分事項の記載は廃止となっています。したがって、取得した戸籍に「武士」とか「平民」とか書かれているのは役所の消し忘れなのです。
江戸時代、幕藩体制のもとでは、少数の支配者(武士)が、多数の農民などを支配していました。そのため武士と一般庶民(農民や町民)との間には徹底した身分の上下関係が設けられました。武士は「苗字帯刀」が許されましたが一般庶民は苗字を名乗ることはできませんでしいた。また、住む場所や食べ物や衣服も身分による差をつけられました。江戸時代の終わり頃には85%が農民だったそうです。江戸幕府は武士が支配しやすい身分制度を定め、農民などを支配して年貢等による収入を確保していたのです。

以前、依頼者から家系図作成の資料として身分について「平民」と書かれた戸籍のコピーをいただいたことがありました。「平民」と書かれているということは武士ではなかったということかというと一概にそうともいえないのです。明治に変わる際、下級武士(足軽、郷士など)は士族ではなく平民とされました。江戸時代中期には困窮苦などで生活のために町民などに郷士の身分を譲渡できるようになりました。豪農や豪商が郷士株を買って、郷士となる者が現れて下級役人として活躍する者も出てきました。士族と平民の区分は曖昧なところがあったのです。
商人だった坂本龍馬の家も郷士株を購入することによって武士(郷士)になっています。


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