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2021年04月24日 [家系図]

実名敬避俗

この3月下旬、家兼事務所の引っ越しをしました。
今まで住んでいた所から1qくらいしか離れていないため、引っ越し作業も比較的楽に済みました。今回の引っ越しの目的は事務所が手狭になったためです。
長い間住んでいると知らないうちに色々な荷物が増えてしまい、段ボール箱に詰めてみるとこんなにあったのかと驚いてしまいました。
新居での片付けの順番は、事務所→ダイニングキッチン→寝室と進み、今日、ようやく最後の外回りを整理しました。
事務所は今までより大分広くなりましたので、家系図作りもはかどりそうです。
事務所からガラス越しに見える鉢植の藤の花がきれいです。藤の花は前の人が残していってくれたものです。
藤の花

今回は「実名敬避俗」(じつめいけいひぞく)についてです。
あまり聞かない言葉かと思いますが、「実名敬避俗」とは実名を敬って避ける習俗という意味です。
漢字文化圏では、諱(いみな・実名)で呼ぶことは原則許されませんでした。許されるのは親や主君などのみで、それ以外の人が名を言うことは相手を侵す非礼とされていました。
日本も同様で、例えば水戸藩第2代藩主水戸光圀は黄門さまと呼ばれ、町奉行大岡忠助は越前殿で呼ばれました。徳川家康の「家康」は諱(本名)で、一般に呼ばれていた通称は「次郎三郎」(のちに蔵人佐)です。
一般の武家や庶民は、将軍家や藩主の名とともにその家族の実名の使用も避けていました。
本名にはその人物の霊が宿ると考えられていたからです。


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