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2014年11月10日 [家系図]

家紋と桐紋

中国で桐の木は、鳳凰という美しい空想上の鳥が止まる木とされています。鳳凰とは、平和な世界にのみ姿を現すもので、鳳凰が空を飛ぶ時には雷も嵐も起こらず、河川の氾濫もなく、草も木もも揺れないといわれ、平和の鳥といわれています。そのような伝説もあってか、桐紋は、皇室や武将の間に広まりました。
後醍醐天皇は、足利尊氏が鎌倉幕府の打倒の功績を称えて桐紋を与えました。その後、尊氏が室町幕府を開きますが、歴代の足利将軍は、細川家などの足利一門の大名に桐紋を与えました。
豊臣秀吉の家紋として有名な五三桐紋は、秀吉が近江長浜城主になったときに、信長が与えたものです。更に秀吉は、後に後陽成天皇から豊臣の姓と桐紋を下されました。天皇家は、秀吉が桐紋を用いていたことを知っていたのですが、豊臣家を権威づける目的で、天皇から下賜するかたちをとったようです。

五三桐
これは秀吉の用いた五三桐です。

武士の間では、家紋は家の守り神や偉い方から下された名誉のある印であったのです。


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