
2014年12月18日 [家系図]
明治の暮らし
江戸から明治への移行は、まさに激動の時代でした。約270年続いた江戸時代の武家社会の崩壊とともに、文化や生活、そしてものの見方は一変しました。明治に入って、西南の役が勃発し、日清、日露戦争、第1次世界大戦と矢継ぎ早に戦争を経験しました。
そうした激動の明治時代は、人々の暮らしも様変わりをしました。チョンマゲを切り落とし、洋服を着て、初めて走った蒸気機関車に乗り、飛脚の手紙に代る電話も登場しました。
当事務所では江戸末期から明治時代に暮らしたご先祖を調査して家系図を作成しています。戸籍を調査していると、概ね3、4割くらいの方について、江戸時代の末期である文化(1804〜1818)、文政(1818〜1829)、天保(1830〜1843)の200年ほど前の誕生したご先祖の記録が見つかります。そこまでの時代の記録が見つかると調査している私としても嬉しいものです。
江戸時代は、その後、弘化、嘉永、安政、万延、文久、元治、慶応と続き、そして明治時代に入ります。
幕末から明治は、正に政治、経済、文化、そして人々の暮らしが大きく変わりました。明治に入って、牛肉を食べるようになります。江戸時代までは牛肉を食べることは汚れとされていたのですから、人々の意識も文明とともに大きく変わりました。
明治元年 横浜で牛鍋店が開業し、横浜で往来での立小便が禁止されたそうです。
明治2年 横浜電信局で横浜―東京間の公衆電報の取り扱いが開始されました。
明治5年 新橋―横浜間に鉄道が開業します。日本初の鉄道です。横浜駅・新橋駅では乗り物酔い止めの薬「宝丹」がよく売れたようです。郷愁のようなものを感じます。
もう少し明治時代の出来事を書きたいのですが、紙面の関係で今はこれくらいにしておきます。ただ、現在、仕事の合間をぬって「明治の豆知識」を作っています。もう少ししたら当事務所のホームページにアップする予定です。興味がある方はぜひご覧ください。
家系図作成に当たって戸籍に記載されているご先祖のお名前、出生、結婚、家督相続等人生の記録を見ていると、その時代に生活していたご先祖の一人ひとりのそれぞれの暮らしが浮かび上がってくるものです。それは、家系図作りをする者にとっての楽しみであり魅力でもあります。
そうした激動の明治時代は、人々の暮らしも様変わりをしました。チョンマゲを切り落とし、洋服を着て、初めて走った蒸気機関車に乗り、飛脚の手紙に代る電話も登場しました。
当事務所では江戸末期から明治時代に暮らしたご先祖を調査して家系図を作成しています。戸籍を調査していると、概ね3、4割くらいの方について、江戸時代の末期である文化(1804〜1818)、文政(1818〜1829)、天保(1830〜1843)の200年ほど前の誕生したご先祖の記録が見つかります。そこまでの時代の記録が見つかると調査している私としても嬉しいものです。
江戸時代は、その後、弘化、嘉永、安政、万延、文久、元治、慶応と続き、そして明治時代に入ります。
幕末から明治は、正に政治、経済、文化、そして人々の暮らしが大きく変わりました。明治に入って、牛肉を食べるようになります。江戸時代までは牛肉を食べることは汚れとされていたのですから、人々の意識も文明とともに大きく変わりました。
明治元年 横浜で牛鍋店が開業し、横浜で往来での立小便が禁止されたそうです。
明治2年 横浜電信局で横浜―東京間の公衆電報の取り扱いが開始されました。
明治5年 新橋―横浜間に鉄道が開業します。日本初の鉄道です。横浜駅・新橋駅では乗り物酔い止めの薬「宝丹」がよく売れたようです。郷愁のようなものを感じます。
もう少し明治時代の出来事を書きたいのですが、紙面の関係で今はこれくらいにしておきます。ただ、現在、仕事の合間をぬって「明治の豆知識」を作っています。もう少ししたら当事務所のホームページにアップする予定です。興味がある方はぜひご覧ください。
家系図作成に当たって戸籍に記載されているご先祖のお名前、出生、結婚、家督相続等人生の記録を見ていると、その時代に生活していたご先祖の一人ひとりのそれぞれの暮らしが浮かび上がってくるものです。それは、家系図作りをする者にとっての楽しみであり魅力でもあります。