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2015年01月15日 [家系図]

珍しい名字

江戸時代には、武士、公家とそれに準ずる者だけが名字の公称を許されていました。それに準ずる者というのは、平民の中でも庄屋や名主など旧家の人たちです。
しかし、明治に入って戸籍制度を整えるために全ての国民に名字(苗字)を用いることとなりました。これが「平民苗字必称義務令」です。
ただ、農民の多くは、室町時代以前に名字を使っていたので、家に伝わっていた名字を届け出ましたが、先祖から伝えられた名字のない農民も多くいました。その人たちの中には間に合わせ的に名字を作った人もいて、珍妙な名字が生まれたそうです。
愛媛県には、村民に野菜などの食べ物の名前を付けた村長がいて、その地区には、「蕪」(かぶ)、「大根」、「平目」(ひらめ)というような名字があるそうです。
そのような話を聞かなければ「蕪さん」、「平目さん」と言われてもほとんど違和感はないですよね。
私は、家系図を作るにあたって、愛媛県からも戸籍を取得したことがありますが、現在のところ、そのような名字を見たことはありません。


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