家系図の作り方|家系図作成 33000円から ”先祖の歴史を後世に伝えたい”

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家系図の作り方

自分のルーツを知りたいという思いは誰でも一度は抱いたことはあるのではないでしょうか。普段、先祖のことを意識することはあまりないかもしれませんが、身近な親族が亡くなったり、テレビなどで歴史上の人物の家系の話などを見聞きしたりすることをきっかけに、自分の先祖を考えるというようなことはあるかと思います。
これはいつの時代も同じで、戦国時代や江戸時代の武士たちは家系図を作成して、主家に自己の出自を明らかにしていました。

自然と民家


家系図はその家の先祖から子孫に至る人の系統を記した図のことですが、系統の中には実親子の他にも養親子も含まれるため、家系図=血筋を表す図にはなりません。家を中心にしていた時代においては、家を絶やさないため、男子が生れないときは、養子で男子を後継ぎとして受け入れるなどのことによって家を絶やすことなく存続させてきました。
家系図を作ることで、養子縁組を含め先祖の系統を知ることができます。

ここでは主に戸籍調査にによる家系図作成について説明します。戸籍は家系図を作成するため身近で最も正確な情報源であるからです。
1 家系図を作る目的
当事務所で家系図を作られた方のアンケート調査によると、家系図を作りたいと思った動機は次のとおりです。

@ 自分のルーツが知りたい
A 先祖供養のため
B 子孫に系図を残したい
C 両親、祖父母等の長寿祝いや結婚等の記念として
D 冠婚葬祭の際に親族関係が分からないため

多くの先祖がいて、今の自分がいるということなのですが、家系図を作ることで自分が存在する位置が明らかになります。
法事や結婚式など冠婚葬祭に列席等された際、たくさんの親類縁者がいて自分との関係が分からないということはなかったでしょうか。
多分、父母や祖父母の兄弟姉妹(叔父叔母や大叔父・大叔母等)、いとこの名前などが全て分かるという人は少ないかと思います。
しかし、家系図を作るとその関係が明確になり、その結果、親類縁者との関係を深めることができます。

お盆やお彼岸の際、漠然と先祖にお参りしていたのが、家系図を作ったことで先祖の名前、生年月日、没年月日、本籍地などの詳細を把握した上で先祖の供養をすることができます。自ずと先祖に伝わる思いというのは違ってくるのではないでしょうか。
2 家系図に記載する親族について
親族とは血縁関係や婚姻関係で繋がりを有する人たちのこといいます。
そのうち起点となる本人と血縁によってつながる人々は「血族」と呼ばれ、父母や祖父母、子供、孫などの「直系血族」と兄弟やおじ、おば、いとこなどの「傍系血族」に区別されます。
配偶者の血族のことを姻族と呼びます。つまり、夫にとって妻の血族は姻族であり、妻にとって夫の血族は姻族となります。
起点となる本人より上の世代を「尊属」、下の世代を「卑属」といいます。

家族

親族の区分と親等
傍系姻族 直系姻族 直系血族 傍系血族
高祖父母C 高祖父母C
曾祖父母B 曾祖父母B
大叔父C
大叔母C
祖父母A 祖父母A 大叔父C
大叔母C
伯父叔母B 父母@ 父母@ 伯父叔母B
兄弟姉妹A 配 偶 者 自 分 兄弟姉妹A
甥姪B 子@ 甥姪B
姪孫C 孫A 姪孫C
3 家系調査の方法
@ 戸籍調査

ア 戸籍は家系図作成の情報源としては一番身近で確実なものです。戸籍は日本国民の身分の公的な証明であり、その信頼度は高いといえます。したがって戸籍調査なしの家系図作成はあり得ないといっていいくらい要となる資料です。

イ 戸籍については、現戸籍・除籍・改製原戸籍・再製原戸籍の4種類ありますが、これを広義の戸籍と言います。それに対して狭義の戸籍というのは「現戸籍」のことをいいますが、ここで「戸籍」という言葉は広義の意味で使います。
ただし、再製原戸籍については、戸籍が火災などで滅失したときや紙の劣化等により滅失するおそれがあるときなどに元の戸籍を再製することですから請求の対象になりません。
現戸籍
(現在戸籍)
現在効力を有している戸籍のこと。
家系図作成の場合は、現戸籍からスタートすることになる。
除籍 戸籍には、出生、婚姻、養子縁組などの原因で登録されるが、死亡、離婚、婚姻、分家、転籍等により新たに戸籍を独立させた場合は、戸籍から抜けることになり、誰もいなくなった戸籍を除籍簿という。
改製原戸籍 戸籍法の改正により書式の変更が行われると、新しい書式で作り変えるが、改正前の戸籍を「改製原戸籍」という。改正後の戸籍には改正の時点ですでに除籍となっている人などは転記されないため注意が必要である。
したがって、離婚や養子縁組離縁なども含めて全ての情報が必要なときは改正原戸籍も取得する必要がある。

改正原戸籍(かいせいげんこせき)は現戸籍(げんこせき)と間違えやすいので、役所では「はらこせき」と呼んでいることが多い。
ウ 家系図作成の目的で請求する場合は、さかのぼろうとする先祖(例えば、父方男系を遡りたい場合は、父・祖父・曽祖父・高祖父・高祖父の父・・)の全ての戸籍を発行してほしい旨役所に伝えてください。取得した戸籍に抜けがあると身分事項の変動に関する情報が書かれた戸籍の取得が漏れてしまうことがあるためです(例えば、子が出生したものの幼年で亡くなってしまったとか、養子縁組離縁や離婚等の情報)。

エ 戸籍は本籍地のある役所あてに請求しますが、近くであれば窓口で、遠方であれば郵送で請求することができます。

オ 郵送で請求する場合はインターネットで請求する役所のホームページを検索します。例えば「△△市役所 戸籍郵送請求」で検索すると戸籍請求について詳しく説明されたページが表示されます。戸籍等の申請書をダウンロードして印刷し、必要事項を記入の上、手数料(定額小為替証書)、身分証明書、返信用封筒等の必要書類と共に郵送します。5日〜2週間ほどで役所から戸籍謄本が返信されてきます。

 カ 郵送請求の手続きについては役所によって若干異なるところがあるため、事前に電話で料金(定額小為替証書)、必要書類等について問い合わせてください。
ちなみに窓口に赴いて請求する場合は定額小為替証書ではなく現金で大丈夫です。

キ 戸籍の請求に当たってはまずは自分が記載されている戸籍謄本を入手します。その戸籍には親の名前等の情報が書かれていますので、親との関係を証明することができます。

ク さらに自分の戸籍謄本と親の戸籍謄本を示せば親の戸籍謄本に書かれている祖父母の情報から自分と祖父母との関係が直系血族の関係にあることが証明することができます。曽祖父母以上も同様になります。

ケ 戸籍がなくなるまで繰り返すことで、現在、取得することができる一番古い戸籍である明治19年式戸籍まで入手することができます。

コ ちなみに現在の戸籍は明治4年の戸籍法制定により明治5年から作られた戸籍(通称:壬申戸籍)が始まりですが、明治5年式戸籍には差別的な内容が書かれていたため、現在取得することはできません。したがって現在取得できる一番古い戸籍は明治19年式戸籍からになります。

サ 明治19年式戸籍まで取得できると、ほぼ江戸時代に生まれた先祖が記載されているといっていいでしょう。例えば、明治20年に作られた戸籍に70歳になる先祖が載っていれば、その方の生年は70年前の文化14年(1817)ということになります。さらに戸籍には先祖の父母の名前(生年月日は書かれていない)も書かれていますので、一世代30年とするとその30年前の天明7年(1787)前後に誕生した先祖であることが推測されることになります。
☆メモ☆ ー定額小為替証書ー

定額小為替証書は郵便局窓口で販売しています。12種類の定額小為替証書(50円、100円、150円、200円、250円、300円、350円、400円、450円、500円、750円、1000円)がありますので、多めの額を同封した方が良いでしょう。

余った場合のお釣りは定額小為替で請求した戸籍とともに送られてきます。定額小為替証書は1枚に付き100円の発行手数料がかかりますので、750円とか1000円とかの大きい金額の証書を購入した方が安上がりに済みます。

ホタル

B 家系調査のコース
時  代 調 査 方 法 資料
大正〜現在 親族への聞き取り
文献等調査
戸籍謄本
図書館、資料館等
明治〜昭和 親族への聞き取り
戸籍調査
過去帳・墓・位牌
除籍謄本
過去帳
江戸中期〜幕末 判明した本籍付近に住む同姓調査(手紙、聞き取り等)
過去帳・墓・位
分限帳
宗門人別改帳
寛永諸家系図伝
寛政重修諸家譜
鎌倉〜江戸初期 古文書 尊卑分脈
4 家系図の基本的なルール
家系図の書き方についての明確な決まりというのはありませんが、通常、以下のようなルールに基づいて作成されることが多いです。
@ 夫婦は二重線で繋ぎ、右側を父、左側を母とする。
複数の配偶者がある場合は、次の二つの方法がる。
ア 右を夫とし、その左側に順次、1番目の妻、2番目の妻、3番目の妻・・とする。
イ 配偶者が2人の場合は、先妻を夫の右側、後妻を夫の左側とする。
A 実親子は一本線で、養親子の場合は二重線で繋ぐ。
B 兄弟姉妹は出生順に右から左側に配置する。

  (左側)・・・・・ 第四子 ― 第三子 ― 第二子 ― 第一子(右側)
C 家系図の書き込む人数が増えていくと関係線が交わることがあるが、その場合、交差する部分を楕円にしたり、線の一方にスペースを空けたり、線の一方を点線にしたりして見やすくする。
実線で交差させたままにしても問題はない。
D 同じ世代は横並びで合わせる。
E 縦系図と横系図

ア 縦系図とは、古い世代(尊属)を上にして新しい世代(卑属)を順次下に配置する。親が上、子が下として順次繋いでいく記載方法で直感的に親子関係が分かりやすいため、多く用いられている。

イ 古い世代(尊属)を右側に配置し、順次、左側に順次新しい世代(卑属)を配置していく書き方で巻物に使われることが多い。左側の余白には増えていく子孫を追加していけるという利点がある。
F 名字重視型と血縁重視型

ア 名字重視型とは、特定の名字(〇〇家)を遡っていく方法。例えば、樋口という名字の方が父方の男系を遡っていくことによって「樋口家」の家系図を作成する。

イ 血縁重視型とは、特定の名字にとらわれずに、自分の父・母、そのまた父・母と遡っていく方法。父母2人、祖父母4人、曾祖父母8人、高祖父母16人(以下、倍々と増えていく)・・・を家系図にしたもの。
G
家系図に記載する情報

家系図に入れる情報は、次の基本情報を入れることをお勧めします。
ア 基本情報
@ 名前
A 続柄
B 生年月日
C 没年月日
D 享年(行年)

イ その他の情報
家系図に記載する情報が多すぎると見にくくなってしまうため、その他の情報については家系図の他に個人ごと情報をまとめた「家系譜」を作成して整理した方が良いでしょう。
@ 本籍
A 婚姻
B 養子縁組
C 分家
D 転籍
E 通り名(通称)
F 戒名(法名)
G その他の情報
☆メモ☆ ー享年と行年の違いー

1 「享年」(きょうねん)は、何年生きたかを表す言葉です。例えば、100歳まで生きた場合「享年100」と表記します。通常「100歳」とは記載しません。
2 「行年」(ぎょうねん・こうねん)は、何歳まで生きたかを表す言葉です。行年◯歳(年齢)と記載します。

行年は「歳」をつけ、享年は「歳」をつけないことが多いですが、必ずそうしなければならないということではありません。享年にも「歳」をつけて使うところもあります。
一般的に寺院での過去帳、墓石等には「満年齢」ではなく「数え年」で表記しています。

当事務所では原則として「享年」と「満年齢」で表記しております。ただし、過去帳や位牌等では数え年で書かれていますので、戒名(法名)を家系図に入れる場合は柔軟に対応しております。

☆メモ☆ ー数え年についてー

1 現在は一般的に満年齢を使っていますが、満年齢を数え年に変える場合は、次のように計算します。
ア 誕生日を迎えていないとき→満年齢に2歳足す
イ 誕生日を迎えたとき→満年齢に1歳足す

2 「数え年」の年齢の数え方
ア 生まれた日を「1歳」と数える
イ 正月(1月1日)が来ると皆が一緒に年神様から年をもらう
しがたって、1月1日に皆が一緒に1歳年を取ることになります。昔は子沢山の傾向がありましたが、たくさんの子のそれぞれの誕生日を覚えなくても、毎年1月1日(正月)に一斉に歳をとるため、非常に分かりやすい年齢の数え方です。

3 数え年の計算方法(満年齢との比較ではなく)
現時点の年ー生まれた年+1=数え年
になります。
例えば、現在の西暦が2020年で生まれた西暦が1950年だとすると次のようになります。
2020−1950+1=71(数え年)

4 生まれた日を1歳とする理由
赤ちゃんがお母さんの胎内に命を宿したときが零歳で、胎内(十月十日)にいる期間も年齢として数え、生まれた時が1歳という考え方です。
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